下が机、上がベッドになっているものです。(だから天板が広い。)
こういう家具なので、デスクの機能は何にも付いていません。
(でかい天板があるだけ。) 必要なものは自分で作りましょう。

奥の一段高い、細長い第二の天板みたいのが配線収納です。
その中央に立っている箱は、デスクライト(蛍光灯)を立てるために作ったものです。(ライトの取付クランプが合わず、仕方なく。)

配線収納が、手前と奥に分断されてしまいました。
配線収納(手前)部分のアップ写真。
奥の部分も同じ構造なので、手前部分だけ紹介します。

配線収納の小天板と机の天板の間には、端から端までズバッと隙間が空いているので、好きなところから配線が引っ張り出せます。
配線収納の小天板(フタ)を開いたところ。

見ての通り、構造は単純です。
断面コ字型で上に開いたトユみたいな長い箱を作り、奥側の壁面にフタをスライド蝶番2つで固定。
手前側の壁面にフタの手前を支えるブラケットを付けます。
ブラケットは、フタを閉めたとき配線を通せる隙間が出来るように位置を考えて付けます。

フタの奥側の縁は、トリマーで丸く仕上げておかないと、部屋の壁にコジてフタが開きにくい。
フタの手前側の縁は、トリマーで斜めに仕上げておくと、薄くスッキリ見える。
上から覗いたところ。

配線収納は、机天板の奥側に上から引っ掛かっているだけです。
引っ張り上げれば出てきます。

この中にコンセントや電源アダプタも納まっています。
いっぱいいっぱいですが。
これは、そこそこ精度良く作らないと、いざ取り付けてみるとフタが斜めになったり、壁との間に不均一な隙間が出来たりと見栄えが悪くなるので、CADを使ってきっちり設計しました。

左は組立図。
コチラは部品図。

複雑な形状の部品は実物大(1/1)で印刷して、材料に貼り付けてカット。(1枚に印刷出来ずはみ出るときは、複数枚に分けて。)
単純な形状のものは、板材に直接描く。

丸のこトリマーが大変役に立ちました。
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